Ikuma MutobeTanéは、純同型暗号（Fully Homomorphic Encryption、以下FHE)を採用した初のプライバシー・ブロックチェーンであるFhenixへ投資を実行しました。
パブリックブロックチェーン上でのデータの暗号化は、これまでブロックチェーンにおける最大の課題の一つでした。資金の移動、個人データなどブロックチェーンにおいても公開されるべきでないデータはたくさんあります。機密データの暗号化は、Web3のマス・アダプションにとって必要不可欠なピースです。
Fhenixは、機密データをパブリック・ブロックチェーン上で安全に利用できるようにし、そのデータの計算ツールを開発者に初めて提供します。 彼らは、イーサリアム仮想マシン（EVM）用の拡張機能セットであるfhEVMを搭載しており、開発者はFHEをワークフローにシームレスに統合し、暗号化の専門知識がなくても、Solidityで記述しながら暗号化スマートコントラクトを作成することができます。
（fhEVMプロトコルは、オープンソースのFHEソリューションを提供するZamaによって開発されました。）
Fhenixは、2人のGuyによって設立されました。
Secret Networkの創業者でもあるGuy ZyskindとIntelのFHE＆ブロックチェーン部門の元ディレクターであるGuy Itzhakiの2人です。また、FHEの開発会社として実績のあるZama、FHEの専門家が参加しています。ブロックチェーンのプライバシーの問題を解決するチームとしてベストなチームです。
エコシステム全体にとって重要な問題の解決に挑戦するFhenixを支援することをとても楽しみにしています。
Fhenixは2023年7月にプライベート開発ネットを立ち上げました。devnetに興味のある開発者で、早期アクセスをご希望の方は、こちら（リンク）をクリックしてください。
免責事項：この投稿は一般的な情報提供のみを目的としています。また、投資判断の是非を評価するために利用されるべきものではありません。また、会計、法律、税務に関するアドバイスや投資推奨に依拠すべきではありません。本投稿は執筆者の現在の意見を反映したものであり、Tanéまたはその関連会社を代表して作成されたものではなく、必ずしもTané、その関連会社、またはTanéに関連する個人の意見を反映するものではありません。ここに反映された意見は、更新されることなく変更されることがあります。